すみれ特別養護老人ホーム

施設長挨拶

当施設では、自立した生活を送ることが困難な高齢者が、「自分らしく」　あり続け、今までの暮らしが継続できるようなケアを提供したいと考えています。

自宅での生活は介護が必要になった時でも、自分の思いに沿った日常生活を営むことができます。
目覚めの時間、食事の内容など自分自身で決めることができたり、家族や友人たちに囲まれ、自分らしい生活を送ることができたりするため、多くの人は自宅での生活、在宅での介護を望みます。

しかし現代社会では、家族がいない、家族がいても仕事の都合で介護することができないなど、様々な事情から施設への入居を余儀なくされる方が多いのも事実です。

施設に入居される方は、これまでの人生で育んできた人間関係が断たれ、自分の役割や存在意義を見失い、自立への意欲や人生に対する関心を失ってしまう場合が多く、大変な精神負担を伴うことになります。
従って、私たちが目指すべき高齢者介護とは、「介護が必要になっても、自宅に住み、地域の中で、家族や親しい人々とともに、不安のない生活を送りたい」という心情を理解し、その願いに応えることであると言えます。

施設入居者様、通所介護ご利用者様に対しまして、たとえ介護が必要な状態であったとしても、その方の残された能力を生かし、「自分らしく生きること」を支えることに職員一同力を尽くして参ります。

また、要介護高齢者のご家族様や地域の方々に対しましては、施設機能を生かした、ご相談ご支援等のサポートを行って参りたいと存じます。

運営理念

ご利用者に心豊かな時を過ごしていただくために～（ご利用者への思い）

・ご利用者の「思い「」声」「希望」に寄り添い、笑顔あふれ、心豊かに生活できるよう真心を込めて接します。
・ご利用者の「できること」を大切にし、「自己決定」を尊重し、「自立」を支える介護を目指します。
・ご利用者の「人生」「価値観」を理解尊重することで、最後の一瞬まで「自分らしい暮らし」をサポートします。
・「家」と思えるような「時間」「空間」「設え」を提供します。

ご利用者と大切な人をつなぐ架け橋となるために～（職員の心得として）

・職員に必要とされる専門知識とスキルを身に付け、質の高い最良のケアを提供できるように研鑽いたします。
・効率的で画一的な業務よりも、個別性を尊重した「暮らしの継続」を目指します。
・「笑顔」「喜び」「悲しみ」の情感を共有できるようなサービスを提供し、「大切な人に　利用してもらいたい」「ここで過ごせて良かった」と思える施設づくりを目指します。

地域貢献を目指す～（社会福祉法人としての使命）

・ご利用者がご家族や地域とつながりを持ち続け、「生きがい」を感じられるようにサポートします。
・地域社会と関わりを持ち、共に歩み、信頼される施設となるよう取り組みます。
・時代に則した福祉サービスを提供し、地域が抱える課題に取り組み、地域福祉の未来に貢献できるように取り組みます。

施設概要